サンケイビル 中華街に14階建てのホテル

神奈川

建設地の現況。横浜中華街の玄武門付近に位置する

 【横浜】サンケイビル住宅開発部(東京都千代田区大手町1ノ7ノ2)は、横浜中華街で14階建て、延べ床面積約5200平方㍍のホテル「(仮称)横浜市中区山下町計画」を新築する。現在は植木組東京本店(東京都千代田区)の施工で地中構造物を解体中だ。今後、恒企画(横浜市神奈川区)により設計を進めるとともに、本体工事の施工者を選定。2026年2月上旬の本体着工、28年3月下旬の完成を目指す。  規模は鉄骨造14階建て延べ5288平方㍍、高さ45㍍。用途はホテル、飲食店。敷地内に2台分の駐車場を確保する。客室数やホテルブランドといった詳細は非公表。  建設地は横浜市中区山下町195ノ8他の敷地751平方㍍。みなとみらい線の日本大通り駅から約350㍍の場所で、横浜中華街の玄武門付近に位置する。周辺には横浜スタジアムや官庁・オフィス街もあり「ダイワロイネットホテル横浜公園」「スーパーホテル横浜・関内」「東横INN横浜スタジアム前2」といったホテルが集積する。  建設地では以前、ステップ(東京都渋谷区)がホテル「(仮称)横浜玄武門ビル」の新築を計画していたが着工に至らず、24年6月にサンケイビルへ土地を譲渡していた。  サンケイビルのホテル事業では、〝最高の朝〟をテーマに朝食メニューにこだわった「インターゲートホテルズ」、定員2人以上の客室が中心の「GRIDS」などを展開している。