松山市 民間開発によるJR松山駅周辺のにぎわい創出に向け サウンディング型市場調査
四国
サウンディング型市場調査の対象地など
【松山】松山市は、「JR松山駅周辺整備に係るサウンディング型市場調査」を実施する。商業施設やこどもアミューズメント、飲食、ホテルなどのにぎわい創出施設の開発や整備、運営などいずれかの実績を有する法人か、今後これらに参画を希望する法人を対象に、9月10日から24日まで参加申し込みを受け付ける。
県都松山の陸の玄関口にふさわしい、にぎわいに満ちたエリアになるよう整備を進めているJR松山駅周辺で、にぎわい拠点を民間開発により整備しようというもの。対象地は①~⑨の9カ所=図参照。調査では、▽対象エリアの事業環境・ポテンシャル認識▽民間開発事業の想定▽事業への参画意向―などについて民間事業者からの回答を求める。調査により、民間開発の可能性や将来性の他、具体的な事業の想定と参画の条件など、広く民間事業者の意向を把握することにしている。
参加申し込みを受けて市は、調査票を一両日中に案内する。調査票の提出を9月26日まで求め、10月下旬に実施結果概要を公表する。所管は都市整備部交通拠点整備課。
①~⑨までの対象地のうち、⑦は市が取得予定のJR四国車両基地跡地で、5000席以上のアリーナやサブアリーナなどを中心とした施設の整備を目指すことにしている。各対象地の面積、用途などは次の通り。
①5465平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率500%)、②2万3944平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率500%)※敷地内に駅前広場あり③4788平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率500%)、④7665平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率500%)、⑤2449平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)、⑥1165平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)、⑦9254平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率500%)、⑧3798平方㍍―商業地域(建ぺい率80%、容積率500%)、⑨1111平方㍍―近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率300%)