松山市 公共施設等照明LED化へサウンディング型市場調査 9月30日までエントリー受付
四国
【松山】松山市は、市有施設の早期照明LED化を達成するため、従来の工事発注方式から民間ノウハウを活用した手法への転換を検討しており、2025年度にサウンディング型市場調査を実施する。公共施設の包括的な照明LED化業務を元請けとして履行した実績を有する法人または法人のグループを対象に、9月30日までエントリーシートを受け付けている。
民間事業者から意見を募ることで最適な事業手法を検討するとともに、参画しやすい公募条件等を整理し、今後の手続きの参考とする。サウンディングに当たっては、ヒアリングシートなどを基に、対面での対話(クローズ形式)を実施する。
サウンディング項目は▽市場性(参入意欲)の有無▽実施可能な事業手法▽手法導入 にあたってのコスト(見積金額)▽対象範囲(施設数・規模)および事業期間▽事業実施に当たっての課題・条件▽公募条件への要望▽その他、官民連携による照明LED化の検討に当たり必要な事項―の計7項目。9月30日までのエントリーシートとヒアリングシートの提出、9月19日~10月15日でサウンディングを行い、11月上旬の結果概要の公表を予定している。
市によると、LED化が未了の施設がスポーツ・文化施設、福祉施設、学校、公民館など合計102施設あり、今回の調査結果を基に、対象範囲を具体化する考え。事業期間は26~30年度の長期契約を検討している。
所管は理財部管財課。