茨木土木 美沢・宇野辺下穂積歩道橋の耐震補強を委託

大阪
 大阪府茨木土木事務所は、中央環状線の美沢歩道橋と宇野辺下穂積歩道橋の耐震補強と塗装塗り替え工事を2026年度に発注する。それぞれの工事に係る設計業務を委託した。  美沢歩道橋(茨木市美沢町)の耐震補強、補修設計をスリーエスコンサルタンツ(大阪市北区)に委託した。一般競争入札を行い、同社が1407万1000円で落札した。履行期間は26年2月18日まで。  歩道橋は橋長111・6㍍、幅員1・8㍍。上部工はデッキプレート、下部工は鋼製単柱。1973年に架設され、2021年度に実施した点検では予防保全段階(塗り替え経過年数が15年以上25年未満、または表面錆が局部的に見受けられる状態)だった。耐震などに係る設計、工事費を含む全体事業費は1億0586万円。  宇野辺下穂積歩道橋(茨木市宇野辺)の耐震補強、補修設計をパシフィックコンサルタンツ(大阪市北区)に委託した。一般競争入札を行い、同社が1931万9000円で落札した。履行期間は26年2月25日まで。  歩道橋は橋長127・6㍍、幅員2・5㍍。上部工は合成Ⅰ桁、下部工は鋼製橋脚。工事は26~27年度の2カ年で実施する。1990年に架設され、2023年度に実施した点検結果では健全(塗り替え経過年数が15年未満かつ問題がなし)と判定。全体事業費は1億7606万円。