富田林市 こども・子育てプラザの新築工事を27年度から

大阪

予定地のほとんどが更地

 富田林市は、(仮称)こども・子育てプラザ(東施設)および若松中央公園新設設計業務を阿波設計事務所(大阪市浪速区)に委託した。子どもの成育、子育てを支援する「こども・子育てプラザ」の新築と若松中央公園の整備に向け基本・実施設計を進める。納期は2027年2月26日。工事を27年度に開始し、28年度中の完成、29年度の供用開始を目指す。  場所は若松町1ノ1287(地番)他。こども・子育てプラザと若松中央公園の敷地は隣接しており、一体利用を想定する。設計業務と同様に、両施設の工事をまとめて発注する見通し。  こども・子育てプラザの規模は2階建て延べ1950平方㍍。1階には子育て支援フロアとして遊び場や相談スペースを、2階には子どもの生活や学びを支援するため読書スペースや調理場、ダンス・楽器練習が可能なスタジオを設ける。また、体育館を設置し1階とつなげる。敷地面積は約2100平方㍍。概算整備費は約10億円。  若松中央公園は駐車場を含め、敷地面積3800平方㍍。設置遊具は未定だが、防災機能の役割を担うため、マンホールトイレやかまどベンチ、ソーラー照明などを整備する。