来館者10万人突破 ミャクミャクも応援に

中央

藤本氏(左)とミャクミャク(右)

 大阪・関西万博の象徴でもある「大屋根リング」の設計を手掛けた建築家の個展「藤本壮介の建築:原初・未来・森」の来館者が10万人を突破した。これを記念して10日、藤本氏らが参加するイベントが行われた。  トークセッションに登壇した藤本氏は「近年、世界的に分断が進み、世の中はだんだんと厳しい時代になっている。そうした中でも、多様な文化やバックグラウンドを持つ人々が集まる所から新たな希望が生まれることを、私の作品から感じ取ってもらえたら嬉しい」と語り、万博の見どころなども紹介した。  また、個展に出展した作品について「個性や人々の活動が枠に押し込められるのではなく、むしろ多様性に富んだ都市環境や建築につなげられないかと思った。その一つの仮説、問い掛けとして展覧会に向けた制作に取り組んだ。建築を学んでいない人も楽しめる、体感してもらえる内容になっている」と解説した。さらに、閉幕まで約1カ月に迫った万博の公式キャラクターであるミャクミャクも特別ゲストとして登場し会場を沸かせた。  藤本氏にとって初の大規模個展「藤本壮介の建築:原初・未来・森」は11月9日まで東京・六本木の森美術館(港区)で開催中。