ケイアイスター 都筑区の分譲マンション着工へ

神奈川
 【横浜】ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市西富田762ノ1)は、横浜市で新築するマンション「(仮称)横浜市都筑区茅ケ崎南2丁目計画」の工事を9月中に開始する。分譲マンション開発事業を再開後の第1弾物件となる予定だ。施工は新三平建設(東京都台東区)が担当し、2027年1月末の完成を目指す。  規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2759平方㍍。住戸28戸を設ける。間取りは3LDK~4LDKとして、100平方㍍程度のゆとりのある住戸も確保する計画だ。駐車場はピット2段昇降式で9台分、平置きで1台分を整備する。  建設地は横浜市都筑区茅ケ崎南2ノ5ノ2他の旧クリエートメディック本社跡地1223平方㍍。市営地下鉄ブルーラインの仲町台駅から約800㍍の場所にある。  意匠・設備設計はアート総合企画一級建築士事務所(東京都練馬区)、構造設計はクヴェールクラフト一級建築士事務所(東京都文京区)が担当。  ケイアイスター不動産は2026年3月期~28年3月期を対象とする中期経営計画で、28年3月期の売上高を25年3月期計画値の3200億円からプラス1800億円となる5000億円に設定した。主力の分譲一戸建て住宅と注文住宅で開発エリアの拡大やM&Aを推進するとともに、国内新規事業と海外事業などで構成する「その他事業」にも力を入れ、485億円の上積みを目指す。  国内の新規事業では24年1月に投資用マンションの購入・販売を開始。さらに、07年に開始したもののリーマンショックの影響で中断していた分譲マンション開発事業を再開することを決めた。今回の「横浜市都筑区茅ケ崎南2丁目計画」が再開後の第1弾物件となり、東京都や埼玉県でも開発計画が進んでいるという。