徳島労働局 前年度高卒就職内定率99・3%
四国
厚生労働省徳島労働局がまとめた、徳島県内の2025年3月末新規高卒就職内定率が99・3%、新規大卒就職内定率が98・3%となり、前年同期を高卒が0・3ポイント下回り、大卒は1・8ポイント上回った。本年度も3月ごろから求人・求職・就職活動が順次スタートしている。就職内定の解禁日は高卒が9月16日で大卒は10月1日。今後、人材獲得に向け、求職側・求人側の活動が活発になるとみられる。
新規高卒・大卒の就職内定率は通常、1年間に4回公表され、次回は高卒が9月末現在、大卒は10月末現在の数値を翌月にも発表する予定。ここでは就職内定は、就職内々定や意向伝達とは別の意味になる。
なお新規卒業予定者の就職内定率は、高卒が24年9月末で71・3%、23年9月末で67・9%だった。大卒は24年10月末で60 ・8%、23年10月末で52・4%だった。特に高卒では、早い段階で就職内定となる傾向にある。さらに就職内定率は昨年の場合、24年11月末で高卒87・6%、大卒で67・5%に達していた。
新規卒業予定者の求職者(就職希望者数、速報値)は、高卒が25年3月末で972人、24年3月末で948人だった。大卒(届け出済み分)は25年3月末で1807人、24年3月末で1902人だった。
