PicoCELAの新製品がNETISに登録、公共工事現場のDX推進を支援

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公共工事現場のDX推進を支援

 PicoCELA(ピコセラ、東京都中央区)のエッジコンピューティングアクセスポイントの新製品「PCWL―0501」と「PCWL―0511」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。登録番号はKT―210019―A。  同技術は、独自無線多段中継テクノロジーにより、ケーブル敷設が困難な場所でも広範囲に高速Wi―Fiネットワークを構築可能。PCWL―0501の屋内モデルは、新たに6ギガヘルツ帯に対応することで、混雑が少ない広帯域な無線空間での高速かつ安定したバックホール通信を実現する。大容量データの転送や高精細映像伝送が求められる現場での通信パフォーマンスが向上し、効率的なネットワークを構築できる。  PCWL―0511の屋外モデルは、防じん・防水性能(IP67準拠)に優れ、高温多湿、粉じんの多い過酷な屋外環境でも安定稼働する。長期間の運用にも耐えうる高い信頼性を提供し、災害現場やインフラ工事現場など、過酷な条件下での通信確保に貢献するという。