川崎市 幸区など下水道管の改修・新築の実施設計

神奈川
 川崎市上下水道局は、幸区や麻生区、多摩区などで下水道管路の改修や新築を行うため、実施設計を日本土木設計(横浜市中区)に委託した。履行期限は2026年6月30日まで。工事のスケジュールは現時点では決まっていないが、早期に着手したい考え。  幸区では、敷設から50年が経過した下水道管の延長約830㍍を再整備する。内径1200㍉未満の約250㍍は開削による敷設替えを行い、内径800㍉以下の約580㍍は管更生工法を採用する計画だ。  麻生区では、都市計画道路の拡幅に伴って下水道を整備する。対象となるのは、横浜市境の横浜上麻生線の延長約400㍍と、上麻生蓮光寺線の延長約100㍍。  また、多摩区では、下水道管内に樹木の根が侵入している箇所約50㍍の調査を行い、対応策を考える。  工事のスケジュールは現時点では未定。対象箇所が複数に分かれ広範囲にわたるため、発注形式についても今後検討する。一括または個別で発注する他、対象箇所近辺で実施する別の工事がある場合は、その工事とまとめて発注することなども想定する。  市では、比較的衝撃に弱い陶管や、敷設後50年以上が経過する下水道管を対象に、老朽化対策を実施している。下水道管の総延長約3150㌔のうち、法定耐用年数の50年以上が経過した管は、23年度末時点で全体の11%を占める。