坂出LNG LNGタンクなどを増設

四国
【香川】液化天然ガス(LNG)の受け入れや貯蔵などを行う坂出LNG(香川県坂出市番の州緑町1ノ6)は、気化設備やLNGタンクなどを増設する。工事は2027年度から行う見込みで、気化設備は2029年、LNGタンクは31年度に運転を開始する計画だ。  現在、容量18万㌔㍑のLNGタンク1基とガス流量が毎時50㌧の気化設備3基を設備している。  計画では、同容量の地上式プレストレストコンクリート外槽式LNGタンク1基と同流量のオープンラック式気化設備1基を新たに増設する他、気化器海水ポンプやLNGポンプなども整備する。対象事業区域は約9万平方㍍。  周辺では、四国電力が坂出発電所5号機の建設計画を進めており、天然ガス需要の増加を見込んでいる。そのため、貯蔵能力の増強やLNGの柔軟な受け入れ体制を構築することを決めた。  建設地は坂出市番の州緑町1ノ6他。