建設業労災8月末 死傷減、死亡増

東京
 厚生労働省東京労働局がまとめた管内の労働災害発生状況(8月末現在速報値)によると、建設業では8月末までに557人が死傷し、うち10人が死亡した。前年同期に比べ死傷者数は22人少なく5月以降4カ月連続で前年を下回っているものの、死亡者数については2人多く1月以来前年を上回っている。  8月末までに死傷した557人の業種別内訳は建築工事業が343人(前年同期比43人減)、その他の建設業が133人(30人増)、土木工事業が81人(9人減)で、その他の建設業が増加している。事故の型別では「墜落、転落」の154人(12人減)が最も多く、「転倒」の80人(6人増)や「はさまれ、巻き込まれ」の79人(4人増)、「切れ、こすれ」の47人(1人減)、「飛来、落下」の44人(13人減)などが続く。熱中症を含む「高温・低温の物との接触」は24人(7人増)だった。  このうち死亡した10人は7月末と同数。業種別内訳は建築工事業が5人(前年同期と同数)、土木工事業が3人(3人増)、その他の建設業が2人(1人減)で、土木工事業のみ増加した。事故の型別では「墜落、転落」の5人(4人増)を筆頭に、「はさまれ、巻き込まれ」が3人(前年同期と同数)、「崩壊、倒壊」が1人(1人増)、「激突され」も1人(前年同期と同数)となっている。