富士市 学校給食の運営・あり方を検討 改修も視野

静岡

富士川学校給食センター

 富士市は、「持続可能な学校給食の運営等検討業務委託」について公募型プロポーザルを行った。優先交渉権者に長大静岡事務所(静岡市葵区)を選定した。履行期間は、2026年1月30日まで。  市内の小・中学校の給食提供体制について、富士川地区は「富士川学校給食センター(木島73ノ1)」、その他は自校式給食で賄っている状況。今後、児童生徒数や労働力の減少などの課題を踏まえ、持続可能な学校給食提供体制を確立するために検討する。  業務では、単独調理場37施設と富士川学校給食センターについて、既存資料の確認や現地調査を行い、既存施設の継続利用に必要な改修工事の内容、時期や概算工事費を検討する。  また、富士川学校給食センターに関しては、必要な改修工事や耐用年数などを考慮の上、継続利用の妥当性を評価するなど、今後の給食提供方式や施設の整備の方向性をまとめ、学校給食のあり方を検討していく。  富士川学校給食センターは、1998年に建てられた鉄骨造平屋913平方㍍の建物。敷地面積は2826平方㍍。ボイラーや調理器具といった設備・機械など老朽化が進んでいる状況であり、大規模改修も視野に入れ計画している。