香川県総合評価委 旧体育館解体工事の技術提案書は「適切」と意見

四国
 香川県は、香川県総合評価委員会を9月22日に開催した。「旧香川県立体育館解体工事」について、応札者が提案した技術提案書を審査し、「適切である」と意見した。同工事は9月2~4日に開札しており、現在は落札者決定に向けた手続きを進めている。  同工事の総合評価に関する主な評価項目は、施工方法など技術提案、施工能力、配置予定技術者、社会性・地理的条件。  規模は体育館本体が鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ5423平方㍍。駐輪場が同造平屋62平方㍍。所在地は高松市福岡町2ノ18。敷地面積は6631平方㍍。工期は2027年9月17日まで。  旧香川県立体育館は1964年7月に完成した。2012年に屋根落下の危険性が判明し、アリーナ部分の利用を中止。23~24年度に解体に向けた実施設計を行い、本年度予算に解体工事の施工費を計上した。