横浜市 13施設のESCO事業者に東電同窓電気

神奈川
 横浜市こども青少年局と建築局は、横浜こども科学館や中央児童相談所など13施設の照明をLED化改修するESCO事業について、東電同窓電気(横浜市西区)を最優秀提案事業者に選んだ。公募型プロポーザルで特定。2026年4月に契約を結び、27年3月31日までに設計・施工を終える見通しとなっている。  契約形態は民間資金活用型(シェアード・セイビングス)契約とし、省エネルギー設備への改修に伴う設計・施工と維持管理などを包括的に民間事業者に任せる。  東電同窓電気の提案によると、サービス期間は14年11カ月を想定。照明のみで約67・6%の電力使用量を削減できる。1年当たり約38万800㌔㍗の電力と、約1110万円の電気料金の削減効果が見込めるという。  次点の優秀提案事業者は東芝エレベータ神奈川支社を代表者とするグループ。構成員は▽横森電気工業▽ベストサポートシステムズ▽東芝ライテック▽みずほ東芝リース―の4社だった。