中高速 「高速道路DXアクセラレーションプログラム」募集開始

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 中日本高速道路会社は、「2025年度高速道路DXアクセラレーションプログラム」の募集を開始した。インフラメンテナンスをはじめとする5件の特定テーマと自由テーマの計6つの課題や求める技術などのニーズに対し、DXで解決する手段やアイデアを求める。応募作品提出は2026年2月15日まで。応募した団体を対象とした、サポート説明会(オンライン開催)を11月19日と26年1月20日に開く。プレゼンテーション審査などを経て、同年3月中旬に受賞作品を決定する。  応募資格は、ウェブサイト(https://innovative-expressway-consortium.jp/expressway-dx)に掲載する応募規約に同意した法人(企業、大学など)。  募集部門は、ソリューション部門とアイデア部門で、両部門とも募集テーマに合致した手段・方法やアイデアを求める。ソリューション部門は、画像解析や遠隔モニタリングなどの技術またはアプリケーションの募集。アイデア部門は、技術化・アプリケーション化される前など、構想段階のアイデアを募集する。  特定テーマ(5件)は▽危機管理▽お客さまサービス▽料金所オペレーション▽維持管理サイクル▽インフラメンテナンス―。各テーマについて、期待する技術や事例イメージをウェブサイトに掲載。自由テーマは高速道路に関わるデータを活用して、事業運営の高度化や利用促進につながるものが対象。  賞・副賞は、ソリューション部門が最優秀賞1団体(副賞100万円)、優秀賞数団体(同20万円)。アイデア部門は最優秀賞1団体(副賞20万円)、優秀賞数団体(同5万円)。両部門各賞ともに初年度分のイノベーション交流会会員費を免除する。  今回プログラムは、22~23年度に行った高速道路DXアイデアコンテストを踏襲、実証までを見据えたプロジェクトを踏まえて新名称に変更した。