徳島県の24年度普通会計決算
四国
徳島県は2024年度普通会計決算見込みの状況を公表した。前年度から歳入総額が1・0%増、歳出総額が2・1%増となる中、投資的経費は1026億3840万円となり23年度の953億6730万円から72億7110万円増、7・6%増加した。
県は投資的経費の増加要因として、公園整備事業費や特別支援学校施設整備事業費など補助事業の増加を挙げている。歳出総額は5108億3526万円で、23年度の5005億0298万円から金額で103億3228万円増えた。
投資的経費のうち普通建設事業費は1017億4020万円と、23年度から73億8839万円増えた。内訳は補助事業が729億9964万円で23年度から57億0717万円増、単独事業は184億0539万円で1億1928万円の減、国直轄事業負担金は103億3516万円で、23年度の85億3465万円から18億0050万円増加。
災害復旧事業費は8億9820万円と23年度から1億1729万円の減少。維持補修費は111億3196万円となり、23年度の100億8529万円から10億4666万円増加した。
県債残高は7618億円で前年度から1・6%減少。将来負担すべき実質的な負債割合である将来負担比率は前年度より5・6ポイント改善して146・6%となった。
