笠岡市 富岡団地建て替え計画を変更

岡山
笠岡市は市公営住宅等長寿命化計画の中間見直しに基づき、市営住宅戸数など富岡団地建て替え事業計画について一部変更した。一方、富岡団地の建て替えは財政健全化プランにより一時凍結となっており、事業の再開は引き続き財政の状況を見ながら協議・検討を行っていく。 今回の変更では住棟数を3棟から2棟とし、当初計画していた2棟供用開始の戸数を168戸から96戸に削減した。  建設地についても現地での建て替えから、工期短縮による入居者の安全な住環境の早期確保と移転の負担軽減を配慮し、2025年度末をめどに近隣地での建て替えを含めた検討を行うこととした。  変更に関しては、国立社会保障・人口問題研究所の人口推計を基に、国土交通省が示した住宅確保要配慮者世帯数推計支援プログラムを活用。これを用いた長寿命化計画の中間見直しで、36年度における必要な公営住宅の戸数を526戸、維持管理・改善を行う同住宅の戸数を439戸とし、さらに算出された不足する公営住宅の戸数87戸を参考に建て替え計画の見直しを行った。