全国Ｒ・Ｊグレード部会連絡会（松枝建次会長）は９月19日、研修事業の一環として岡山市東区に本社を構えるサンベルコ（妹尾一人社長）を訪れ、工場見学や情報交換会を開催した。 　松枝会長は、「まずは今回の行事を引き受けてくれた、妹尾社長や同社の皆さんに感謝したい」とお礼を伝えた後、「情報・意見交換を密とし、知見を広げてほしい。経営安定化につながる知識や技術を見学し、自社に持ち帰ろう」と参加企業に思いを伝えた。 　見学会では妹尾社長が、自ら作成した資料で同社の考えや理念、携わってきた事業の紹介を会議室で行った後、現在進行中の橋梁部品の製作作業状況などを工場で説明した。 　当日の参加者は約20人。大阪府や京都府、和歌山県の近畿地方だけでなく、静岡県、栃木県、富山県、東京都などからも今回のイベントに参加しており、時にはメジャーで寸法を測るなど真剣に説明を聞いていた。見学会後は、岡山観光として後楽園を散策した他、岡山市内で岡山県鉄構工業会の有志と交流会を開催し、日頃の疲れをリフレッシュしていた。