一宮市は、１９９３年にごみ処理施設尾西清掃事業所の地域還元施設として整備した温浴施設「一宮市ゆうゆうのやかた」について、施設譲渡も含め、今後のあり方を検討するため、サウンディング型市場調査を実施する。 　同施設は、２０１３年に尾西清掃事業所が閉鎖したことから、設立当初の役割を終えており、サウンディング調査を通して、施設コンセプトや運営のアイデア、民間事業者の参入可能性などを調査する。 　スケジュールは、現場見学階の申し込みを10月７日まで受け付け、10月14日に現場見学会を実施する。個別対話の申し込みを10月23日まで受け付け、11月15日から17日にかけて実施。結果を12月下旬に公表する。また、調査票の受け付けは10月23日までとした。 　サウンディング調査の参加対象は、対象施設の利活用に意欲を有する民間企業やＮＰＯ法人など。 　サウンディング項目は▽温浴施設として事業を続けることの可能性について▽温浴施設以外の代替利用の可能性について▽温浴施設として事業を続ける場合の事業参画の意向▽その他市への要望事項や関連する意見―など。 　対象施設の所在地は一宮市北今再鳥一23。規模は鉄骨鉄筋コンクリート造２階一部３階建て延べ１２９３平方㍍。