ｅ―ＣＯＮ協会（増渕智之会長）は９月24日、東京都内で第１回総会を開催し、２０２５年度事業計画や収支予算について承認した。 　増渕会長は冒頭のあいさつで「１月に設立し、設立メンバーを中心に活発な議論を重ねてきた。本日こうして多くの仲間を迎え本格的なスタートを切れることを大変うれしく思う」と第１回総会への思いを口にした。次いで、「下水道から始まった技術だが、その可能性は無限だと思っている。沿岸や道路など多様なプレキャスト製品へと展開し、新しい社会インフラの姿を築けるだろう」とｅ―ＣＯＮの可能性に言及した。25年度の方針にも触れ、「当協会は始まったばかりだ。ｅ―ＣＯＮを社会に広めること、ｅ―ＣＯＮを担う人材を育てること、安定した供給体制を築くことに注力していく」と話した。 　総会では全議案を承認した他、新規会員の紹介も行った。総会後には懇親会を開き、会員の親睦を深めた。