堺市は、２０２４年度に契約を締結した工事関連業務の平均落札率をまとめた。全体の件数は１５２件で、平均落札率は82・65％。23年度と比べ、１・81ポイント増加した。業種別では建築設計と建設コンサルタント、測量、地質調査、造園設計が増加。設備設計のみ減少となった。 　平均落札率を業種ごとに見ると、建築設計（78件）が82・99％、建設コンサルタント（42件）が81・73％、測量（４件）が78・25％、地質調査（６件）が83・11％、設備設計（12件）が88・12％、造園設計（５件）が80・52％。 　建築設計は23年度に81％台に落ち込んだが、24年度は82・99％まで上昇。建設コンサルタントは81％台に戻った。測量は上昇傾向にあるものの、80％未満の低い落札率が続いている。 　地質調査は21～23年度に80％台だったが、24年度に83％台に上昇。造園設計も24年度に80％台に乗った。設備設計は工事関連業務の中で最も高い落札率となっている。