主要建設資材価格の動き 東海2025年9月

静岡
「静岡/再生加熱アスファルト混合物/先行き、横ばい」  価格は、再生密粒度(13)で1㌧当たり1万3600円と前月比変わらず。販売側は、主原料の骨材およびストアス価格が上昇していることから、値上げの未転嫁分を販売価格に転嫁すべく、売り腰を強めている。一方、需要低迷の中では需要者の指し値は厳しく、現行価格の維持で精いっぱい。先行き、横ばい。 「岐阜/クラッシャラン/目先、横ばい」  価格は、40~0㍉で1立方㍍当たり4100円と前月比変わらず。本年度は高速道路関連工事も終盤を迎え、需要減となっている。メーカーが4月に打ち出した値上げに対して、需要者の反応は厳しく、交渉は難航しているもよう。目先、横ばい。 「名古屋/構造用針葉樹合板/先行き、横ばい」  価格は、特類2級CD12×910×1820㍉で1枚当たり1420円と前月比変わらず。輸送費や国産原木価格の上昇を背景に、国内メーカーは値上げを唱え続けている。一方建築需要は依然として精彩を欠き、流通筋は当用買いの姿勢を崩していない。先行き、横ばい推移しよう。 「津/生コンクリート/先行き、横ばい」  価格は、21―18―20で1立方㍍当たり2万6500円と前月比変わらず。中勢生コン協組は、原材料費や人件費等の上昇を背景に、4月から3000円の値上げを実施し、製販一体となって売り腰を強めた。需要者も最終的に新価格を受け入れざるを得ず、8月に値上げ満額が浸透している。先行き、横ばい。

ニュース関連資料のダウンロード