府警本部 夢洲警察署の係留施設整備検討をエコーで
大阪
大阪府警察本部は、夢洲警察署(仮称)の新築に伴い、建物の北側に係留施設を整備する。工事に係る整備検討業務をエコー(東京都台東区)に委託した。履行期間は2027年2月26日まで。係留施設は29年度の完成を目指す。
検討業務では、25年度に静穏度調査、25~26年度にかけて基本・実施設計を行う。面積などの規模は設計内で決定する。26年度に港湾計画を変更し、27~28年度に波除堤の建設工事、29年度に浮桟橋建設工事を行う。
夢洲警察署の係留施設には、現在、大阪水上警察署(大阪市港区海岸通1ノ5ノ1)が所有する船舶12隻の一部を配置する。同署が所有する船舶は、かわち艇(3隻)、こんごう艇、いこま艇、はやぶさ艇、かつらぎ艇(各2隻)。
夢洲警察署の新築については現在、昭和設計(大阪市北区)が基本設計業務を進めており、27~30年度にかけて工事を行う計画。
建設地は大阪市此花区夢洲中1。IR区域の東側に隣接している。