リバーガーデン都島の起工式を開催
大阪
リバーガーデン都島の完成予想図
【大阪】リバー産業(大阪市中央区久太郎町4ノ1ノ3)は9月25日、分譲マンションの「リバーガーデン都島」の起工式を行い、着工した。
規模は鉄筋コンクリート造20階建て延べ8623平方㍍。2~3LDK89戸を設ける。建設地は大阪市都島区高倉町1ノ183ノ1(地番)の敷地1503平方㍍。大阪メトロ都島駅から北東約400㍍に位置する。
2027年8月中旬の完成、同年11月の引き渡しを予定している。
設計は日企設計(大阪市北区山崎町1ノ5)、施工はリバー建設(大阪市中央区久太郎町4ノ1ノ3)が担当する。
透水性舗装を採用
ヒートアイランド対策として敷地歩道に透水性自然色舗装を採用。一般的な黒色の密粒 アスファルト舗装に比べ、表面温度を約6・8度低減する。また降雨量の流出を約60%抑制し、線状降水帯などによる豪雨対策にも効果があるという。
起工式でリバー産業の河啓一社長は、同社が進めている透水性アスファルト舗装の意義を説明した。また同物件が「新築分譲マンションとして都島区では初となる津波避難ビル協定を締結した」と報告。災害対策用小型造水機や災害用マンホールトイレ、かまどスツールなどを備え、有事の際には地域住民の避難場所として活用できる点に触れ、地域防災に貢献することを強調した。