八百津町 小中一貫(教育)校整備 整備計画の検討進む
中部
役場の隣にある八百津小学校
八百津町は、小中一貫校(小中一貫教育)の整備計画の検討を進めている。順調に基本構想などがまとまれば、2026年度から基本計画に着手する見通しだ。
小中学校の規模や適正配置についての検討は、21年度に「小中学校の今後の在り方検討委員会」が『将来的には1小学校1中学校への統合』を答申。これを基に23年度に外部学識経験者などで構成した「専門家会議」が提言書をまとめた。提言書では、現状の予測を超える児童生徒数の減少があっても教育環境が維持できるよう、在り方検討委員会の答申から一歩踏み込んだ『小中一貫校』を推薦している。
同町の小中学校は、小学校が4校(八百津小、和知小、錦津小、久田見小)、中学校が2校(八百津中、八百津東部中)ある。児童数の減少を小学校1年生の推移で見ると、26年度が44人、27年度が44人、28年度が34人、29年度が40人、30年度が23人と予測する。
現在の検討は、基本構想策定業務を日本工営都市空間可茂事務所(可児市)に委託し、履行期間を26年2月18日に設定して進めている。