三重の倒産状況1件 TSR

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 東京商工リサーチ三重支店は、8月の三重県内企業の倒産状況(負債額1000万円以上)をまとめた。全産業での倒産件数は7件で前年同月18件から減少した。負債総額は19億8800万円で、前年同月の20億2400万円(前年同月比1・7%減)から3400万円減少した。建設業関連では戸建住宅事業1件になる。    7月度は負債総額2億円以上の倒産は1件。同社は「物価高や人件費上昇に加え、金利引き上げ、トランプ関税など経営リスクが増えている。業績回復が遅れた中小企業は過剰債務を抱えた新たな資金調達も難しいだけにこれからの資金調達に対応できない企業の息切れが倒産を押し上げる可能性が高まっている」と指摘している。