裾野市 第5次総合計画後期基本計画 駅周辺整備事業など

静岡
 裾野市は、2026年度からのまちづくりの指針となる第5次総合計画後期基本計画案の中で、駅周辺の整備事業や庁舎のフロントヤードの改革など「住みやすいまち」に向けた施策を示した。現行の前期計画(21年度策定)が25年度に終了するため、新たな社会・経済情勢を見据えた短期・中期的な施策の方向性を打ち出す。  新計画は、市の将来像として掲げる「みんなが誇る豊かな田園未来都市すその」を実現するために施策を体系化し、各施策の目的や実現のための手段を明示するものと位置付ける。国が示している「地方創生2・0」の政策との連携の取れた計画とする。  計画では、デジタル技術の活用を前提とした継続的な業務改革による行政サービスの質向上を加えた。また、トヨタ自動車が整備を進めている、ウーブン・シティや新東名高速道路の開通などを生かし、都市構造と土地利用の戦略的な再構築を目指す。