府 茨木摂津線佐保橋梁下部工その3を13億で鴻池組
大阪
大阪府は、主要地方道茨木摂津線(茨木箕面丘陵線)橋梁下部工事(その3)(仮称佐保橋梁)の総合評価一般競争入札を行い、鴻池組(大阪市中央区)の落札を決定した。落札金額は13億2617万5000円。開札日は9月10日。
工事延長は95・5㍍。大口径深礎工2本、橋脚躯体工2基を施工する。工事場所は茨木市大字佐保。工期は2028年1月28日。
同線は、茨木市北部丘陵地にある彩都(国際文化公園都市)へのアクセス道路で、彩都の骨格を担う主要道路。彩都と周辺地域とが新たに結ばれ、新名神高速道路(茨木千提寺インターチェンジ)へのアクセス性を向上することにより、広域的な道路ネットワークの強化につなげる。事業延長は400㍍。幅員は26㍍(車道4車線、両側自転車道・歩道)。
橋梁関 係の工事は、24年度に発注された主要地方道茨木摂津線(茨木箕面丘陵線)橋梁下部工事(その1)(仮称佐保橋梁)を松下建設(東大阪市)が2億1607万円で落札し、橋台躯体工1基や道路土工、擁壁工、ブロック積み工を進めている。同じくその2は、大日本土木西日本支店(大阪市浪速区)が18億9181万9000円で落札し、大口径深礎工3本、橋脚躯体工3基を施工。また、場所打杭工14本、橋台躯体工1基を施工するその4は9月12日に開札し、落札の決定に向けた確認が進められている。