国際建設技術協会が定時総会を開く

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安田吾郎新理事長

 国際建設技術協会は9月25日、東京都内で2025年度定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、安田吾郎氏を新理事長に選任した。当日は、会員企業の代表者ら約30人が参加した。  安田新理事長=写真=は、「国土交通省に勤めていた頃から、協会活動の国際関係に携わらせてもらった。昨今の国際状況などから、さらに会員にとって役立つ組織になれるよう汗をかいていきたい」と意気込んだ。また就任に際して、各会員との対話活動、協会の研究結果などの情報発信活動、財務体質の改善と人材確保の三つをビジョンとして掲げた。  議事では、24年度の事業報告や収支決算を承認した他、25年度の事業計画や収支予算を決めた。事業計画では、会員を対象とした最新の建設技術を紹介するIDIセミナーの開催、発展途上国の社会資本整備を目的とした調査活動、韓国建設エンジニアリング協会との交流などを実施する予定だ。