三重県 一見知事が四日市市の地下駐車場視察

中部

一見知事(中央)と森市長(左)

 四日市市内で発生した記録的な短期間の大雨の影響で冠水した地下駐車場「くすの木パーキング」について、一見勝之三重県知事が現地を視察した。今後、地下施設のある市町に対して、止水板や排水ポンプの設置・稼働状況などについて確認を依頼していく考えだ。  当日は、森智広四日市市長などから説明を受けながら現地の状況を確認した。一見知事は「県として、四日市市とも協力しながら最大限の支援をする」とし「地下施設の止水板や排水ポンプ、自家発電機などの稼働状況確認を市町に確認していく」と述べた。  同パーキング内では人的被害はなかったものの、274台の車両が浸水被害に遭った。これに際し、国土交通省は有識者委員会を設置して今後の対応策を検討している。