世田谷区 公園便益施設再公募は10月

東京

整備イメージ

 世田谷区は、玉川野毛町公園の拡張に伴ってPark―PFIの手法を用いて設置する「便益・サービスの拠点となる施設」の設置事業者を10月にも再公募する見込みだ。2026年6月にも事業者を決定して設計に着手、27年10月の着工、28年12月の運営開始を目指す。事業期間は営業開始から20年以内。  この公募は24年にもPark―PFIを活用して実施したが、事業者の辞退により手続きを中止。その後、事業者にヒアリングして同手法による設置の可能性が確認できたため再公募する。  施設の設置によって日常的な公園利用の楽しみや利便性を向上させつつ防災機能を強化し、さらに管理事務所や公園トイレなどを改修する。  公募対象の公園施設として飲食物販店舗を整備する他、任意でテラスや倉庫なども設置する。また、同施設から得た収益で都市公園施設として管理事務所とトイレを整備する。この他、可動式ベンチや花壇、看板なども任意で設置する。  公募対象の公園施設の提案可能範囲は470平方㍍。特定公園施設などの提案可能範囲は2900平方㍍。