鶴ケ峰駅北口再開発 事業協力者を決定

神奈川
 【横浜】鶴ケ峰駅北口市街地再開発準備組合は、事業協力者を相鉄アーバンクリエイツ・三井不動産・三井不動産レジデンシャルJVに決めた。準備組合が施設計画や資金計画、権利変換を進めるに当たり、駅の地下化や周辺道路の整備状況を踏まえ、行政や関連機関との協議、施設内容の提案といった業務を任せる。  対象エリアは横浜市旭区鶴ケ峰2丁目地内の約1・3㌶。相鉄本線の鶴ケ峰駅の北口駅前にあり、スーパーマーケット「西友鶴ケ峰店」や横浜銀行鶴ケ峯支店の他、中小規模の商店や事務所などが立ち並ぶ。  鶴ケ峰駅付近では相模鉄道(横浜市西区)と横浜市が連続立体交差事業を実施しており、鶴ケ峰駅は地下駅に変更。長年の懸案であった開かずの踏切が解消するのに合わせ駅前にふさわしい街を実現するため、再開発の検討を進めている。連続立体交差事業が終わる2033年度までの完了を目指す。  事業協力者のうち相鉄アーバンクリエイツは、鶴ケ峰駅の隣の二俣川駅でも二俣川駅南口地区第1種市街地再開発事業に参画した実績がある。同事業は都市計画道路鴨居上飯田線の整備に合わせ、12~18年度に約1・9㌶の区域で実施。住宅421戸や商業施設、オフィスから成る再開発建築物「COPRE(コプレ)二俣川」や交通広場が建設された。