静岡市 アンダーパスにエアー遮断器設置を検討

静岡
 静岡市は、豪雨に備えて道路のアンダーパスを自動的に通行止めにできるエアー遮断機の設置などを検討する。職員が現地に到着できないことを想定した措置。9月5日に静岡市に接近した台風15号で、道路アンダーパス10カ所が冠水。このうち4カ所では職員が現地に到着する前に車両が侵入し水没した。  清水区の大坪アンダーパスはポンプ排水を行っていたが、冠水発生から5分間で34㌢、20分後には180㌢と急激に水位が上昇した。  塚田俊明建設局長が、静岡市議会で稲葉寛之議員(志政会)の質問に答弁した。  現状、車両が通行できるアンダーパスは水位計と監視カメラで監視し、出水時にはポンプなどで排水する。冠水15㌢で現地に設置した赤色灯や電光表示で通行止めを知らせ、職員が車両誘導やバリケードを設置している。