花博協会 TOPPANが制作管理 園芸文化展示

神奈川
 2027年国際園芸博覧会協会は、GREEN×EXPO2027(国際園芸博覧会)に向けて整備する園芸文化展示のエリアについて、園芸文化館の展示制作に関する統括管理業務の委託先をTOPPAN横浜営業所(横浜市西区)に決めた。公募型プロポーザル方式で特定し、1億1997万7000円で契約した。27年度まで単独随意契約を結ぶ予定。3カ年の総事業費は税込み約20億~30億円を想定している。  園芸文化展示では敷地面積約9000平方㍍の範囲を活用。園芸文化館(木造一部鉄骨造平屋約2600平方㍍)と日本建築(木造平屋約300平方㍍、神奈川県指定重要文化財の移築・復元)、シアター棟(仮設、約200平方㍍)を26年度までに整備する予定となっている。  このうち園芸文化館は躯体を横浜市が建築して、博覧会で使用する展示や外構を協会が整備する。  詳細設計も24年度にTOPPAN横浜営業所が担当した。