鈴木工務店が安全大会 安全・健康の両面で万全の対策を
静岡
健康面での管理の重要性を強調する冨田社長
鈴木工務店(三島市、冨田浩夫社長)は9月26日、2025年度安全大会を三島市内で開き、社員や協力会関係者らがより安全な現場・職場環境の実現を誓った。
冒頭、冨田社長は今夏の猛暑を振り返った上で「建設業の現場では厳しい環境の中での仕事を強いられているが、健康が担保されてこそ役割を果たすことができる。一人一人の健康管理を適切に実施していくべきだ」と説いた上で、人材不足や資材高騰などの課題に打ち勝つためには、「皆さんがやりがいをもって仕事に臨めるよう、安全管理とともに健康管理にも努めてほしい」と訴えた。
同社協力会の望月隆一会長は、「労働者が安心して働ける職場環境を創出することは安全の観点からも非常に重要だ。大会を契機に安全への意識をより一層、高めていこう」と呼び掛けた。
大会では、メンタルヘルスアドバイザーの藤井恵理子氏が「100㍍級鉄塔で高所作業!元現場女子が語る安全管理術~その事故メンタルヘルスで防げます~」と題し講演した。また、安全施工に貢献した社員3人と協力業者4社を表彰した他、安全パトロールなどの活動報告、大会宣言の唱和を行った。