神建協 災害時の負傷者対応研修
神奈川
神奈川県建設業協会(神建協、渡邉一郎会長)は9月25日、横 浜市中区内で災害時負傷者対応研修を行った。約40人が参加し、負傷者が出た場合の医療的な対応を含めた基礎知識を学んだ=写真。
研修では湘央生命科学技術専門学校救急救命学科の荻野暁学科長が講演。負傷者に対する「安全確保」「反応の確認」「119番通報とAEDの手配」「呼吸の確認」といった、救命処置の手順を述べた他、心肺蘇生法やAEDの操作、止血法など実践的な措置も説明した。荻野氏は「もし傷病者を見た場合、落ち着いて適切な行動が取れるように学び、研修を役に立ててほしい」と話した。