枚方市 枚方高校でアイデアコンテストを実施

大阪

発表する枚方高校の3年生

 枚方市は、企業の課題解決に向けて枚方高校の生徒がアイデアを提案するアイデアコンテストの発表会を9月25日に同校で開催した。市内の安積建設、恩地食品、片山製薬所、ノボル電機が参加し、生徒は4社から聞いた課題と事業内容を基にアイデアを考えた。当日はクラス内発表で選ばれた計8班が発表を行い、授業には高校3年生約300人が参加した。  安積建設は生徒に「建設業の新規事業」を課題として提示した。この課題について考えた二つの班は、山田池公園の道路を太陽光を吸収して発光させ防犯性を高めるアイデアと、空き家をリノベーションし安価に利用できる仕組みについてのアイデアを提案した。発表では、夜間の山田池公園の暗さを示す写真を用い、課題の現状を分かりやすく伝えた。  安積建設企画総務部採用担当の浦野雄三氏は生徒に対して、「山田池公園は暗く、防犯の面でも非常に危ない。今日頂いた具体的な提案を市議会議員などを通じて具現化していきたい」と講評を述べた。