大王製紙 三島工場リサイクル発電で環境影響評価書作成

四国
【愛媛】大王製紙(愛媛県四国中央市三島紙屋町2ノ60)は、「三島工場リサイクル発電設置事業」の環境影響評価書を作成した。市民などの意見を求めるため、10月23日まで関係窓口(愛媛県、四国中央市、同社)で公開する。  事業では、化石エネルギーの削減を目指して三島工場構内(四国中央市三島紙屋町5ノ1他)に廃棄物由来の非化石燃料を使用した産業廃棄物焼却施設(ボイラー)2基(25号、26号)を設置し、重油ボイラー2缶(10号、16号)と回収ボイラー1缶(12号)を廃止する。  新設するボイラーには塩素含有廃棄物にも対応可能な循環流動床炉を採用。処理能力は25号ボイラーが日量1248㌧、26号ボイラーが日量768㌧。同社は順調なら、25号ボイラーについては2029年度、26号ボイラーについては31年度の稼働を目指していく。