横建協中区会が震災点検訓練 中土木事務所との連携強化へ

神奈川

青木所長による訓練の講評があった

 横浜建設業協会中区会(髙木寛之区会長)・横浜建設業防災作業隊中方面班は9月26日、横浜市中土木事務所(青木隆浩所長)と合同で震災点検訓練を実施した。  横浜市内で震度5強の地震が発生したことを想定し、区会員24社が13の班に分かれて中区内の21路線を緊急巡回。道路や街路樹、公共施設などの損傷箇所を点検し、中土木事務所で状況を報告した。  青木所長は訓練後の講評で、「点検路線は震災時の緊急輸送路。そうした面で皆さんからの情報が、災害時には最初に必要な情報となる。この情報を基に、必要な対応、対策が取れるからだ」と強調し、「皆さんと共に、いざというときを考えていき、災害時にはより柔軟に、的確に対応していきたい」と述べた=写真。  髙木区会長は「われわれには地域の安全を守る義務もある」と呼び掛け、災害時における円滑な点検、パトロールへの協力を求めた。  続いて開いた区会の定例会では、11月29日に開催される本町小学校創立120周年「本町フェスティバル」に参加することを決め、出展内容について協議した。