横浜市 総合防災訓練に横建協などが参加

神奈川
 2025年度横浜市総合防災訓練が9月28日に横浜市青葉区の谷本公園で行われた。訓練は市民や防災関係機関の連携強化と地域防災力の向上を目的に実施。協定締結機関や防災関係機関など約60機関が参加した。  相模湾を震源とする横浜市内で最大震度7の地震が発生し、道路などライフラインが甚大な被害を受け、多数の負傷者がいることを想定。道路啓開訓練では、横浜建設業協会と神奈川県建設業協会横浜支部、神奈川建設重機協同組合のメンバーが、道路上に散乱する障害物をクレーンや人力作業により除去して、連携を確認した=写真。  訓練終了後、横建協の福嶋隆太郎会長は「いつ災害が来るか分からない中で、インフラの維持・保全にしっかりと強い意識を持って活動していることを感じることができた」、神建協横浜支部の工藤英司支部長は「災害に向けた日々の準備の大切さについて訓練を通して改めて実感した」とあいさつ。また、横浜市の山中竹春市長と田中洋介道路局長が訪れ、会員の協力に感謝の意を表した。