日本道路建設業協会 道の駅に授乳室を寄贈

中部

設置された授乳室

 日本道路建設業協会中部支部(中川雄一支部長)は9月26日、設楽町の道の駅「つぐ高原グリーンパーク」で授乳室の寄贈を行い、同会の杉山雅浩幹事長が贈呈書を原田茂昭駅長に手渡した。授乳室はすでに授乳チェアとセットで設置済み。当日は、設楽町の土屋浩町長、国土交通省名古屋国道事務所の神田忠士所長、新城設楽建設事務所の佐藤公康所長が出席した。  道建協は2023年度から、道の駅の子育て支援策として、簡易設置型授乳室の寄贈を始めた。設置後も移動が可能で災害対応型としても活用できる。本年度は44駅に寄贈するとし、今後、中部地方では10月に長野県と静岡県で2カ所の道の駅に展開していく。  杉山幹事長は、「子育て世代が安心して使用できるので、多くの人に利用してほしい」とあいさつした。土屋町長は、「町外から多くの方に訪れてもらうための施策を実行している中で、授乳室は大きな力を発揮してくれる」と述べた。