テーブルマークが生産体制再編 観音寺に新工場 綾上工場は閉鎖
四国
【香川】テーブルマーク(東京都中央区築地6ノ4ノ10)は、生産体制再編の一環として、観音寺市内に冷凍うどんの新工場を建設する。2026年11月に着工し、27年9月の完成を目指す。また、新設に伴い既存の綾上工場を同年9月に閉鎖する。
新工場の投資額は83億円で、観音寺市柞田町にある旧テーブルマーク本社工場跡地を活用する。規模や施工者は明らかにしていない。敷地面積は1万1000平方㍍。
AIやIoTなどのデジタル技術を活用した自動化システムを導入し、生産効率向上と省人化を実現する。この他、再生可能エネルギーや省エネ設備の導入を進め、環境に配慮した持続可能な生産体制を構築する。
閉鎖する綾上工場は1991年に稼働開始した。所在地は綾川町羽床上527ノ1。敷地面積は8451平方㍍。工場の建築面積は44 89平方㍍となっている。跡地の活用方法は未定。
同工場は主に冷凍うどんを製造しているため、新工場を含む他工場へ製造能力を移管する。