一宮市 尾張一宮PAスマート設置へ協議会開催

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 一宮市は9月26日、(仮称)尾張一宮パーキングエリアスマートインターチェンジ設置に向けた地区協議会を開催した=写真。一宮市と岩倉市の両市長が協議会の会長、副会長として出席した他、国土交通省中部地方整備局や県の建設局、愛知県警察、中日本高速道路名古屋支社から担当者が参加した。  冒頭、中野正康一宮市長が「昨年9月に準備段階調査入りし、第1回目の地区協議会を開くことができた。並行して進む土地区画整理事業も含め、両市が連携して西尾張のまちづくりを盛り上げたい」と述べた他、久保田桂朗岩倉市長が「市北部に名神高速道路が通っていながら、高速ICの無い岩倉市にとって、スマートIC開通の意義は大きい。利便性向上だけでなく、渋滞緩和や防災面などでも活用していきたい」とあいさつした。 協議会の議事では、地区協議会規約案と実施計画書案が示されており、今後は、実施計画書の策定・提出を経て、整備計画決定と連結許可、新規事業化を進めていく。  また、同地区ではスマートIC設置に合わせて、周辺地区約75㌶で組合施行による区画整理事業の事業化を進めている。業務代行方式を想定しており、まちづくり基本構想案によれば物流拠点や産直市場、先進農業工場などの配置を想定している。