イオン・JERA 太陽光の余剰電力を店舗へ

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 【愛知県】イオン(千葉市美浜区)とJERA(東京都中央区)は、工場などの屋根に搭載された太陽光パネルで発電した電力の余剰電力をイオングループの店舗などに供給する。8月から愛知県内の4店舗で運用を始めており、今後は全国展開を図る。  JERAグループのJERA Cross(東京都中央区)が太陽光パネルの余剰電力を買い取り、中部電力ミライズ(名古屋市東区)を通してイオンリテール(千葉市美浜区)が運営する店舗や事務所へ供給する。  現在、余剰電力の供給を受けているのはイオンモール熱田やイオンモール扶桑など、愛知県内の4店舗。今後、中部エリアで新規に稼働する太陽光発電設備も一連のスキームに組み込むことを予定しており、年間で約46万7000㌔㍗時の電力供給を見込む。  イオンとJERAは今回の事業スキームを活用し、東北エリアや関東エリアなど、全国のイオングループ店舗で展開していきたい考えを示している。