パシコン 中期経営計画2028を策定
中央
大本修社長
パシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)は9月29日、2025年から28年までを対象とする「中期経営計画2028~変革と成長、ともに未来の形を~」を策定した。
大本修社長=写真=は冒頭、74期の振り返りを行い「中期経営計画2024の最終年度、変化と成長をキーワードに事業執行してきた。執行体制の見直しや責任と権限の明確化などさまざまな変革の結果も少しずつ出てきて、業績も過去最高になる見通しだ」と話した。
新計画は「持続可能な社会への貢献」、「多様な人材と活躍」、「グループ経営基盤の構築」の三つの基本方針を掲げ、実現すべき目標指標として、非財務面を含むKPI(Key Performance Indicator)を設定した。
事業ポートフォリオは高度化を目指し、民間顧客や共創パートナーとの新たな関係構築による「ソリューションビジネス」を展開。国内、国外インフラプロジェクトに続く3本目の柱になりえる事業を創出する。
さらに、グループの経営戦略を策定・推進するホールディングスを設立し、戦略的なリソースの調達・配分を行う。グループの国際展開を加速的に進めるため、国際事業会社も設立する。