高山市 道の駅「飛騨街道なぎさ」で法面対策

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道の駅飛騨街道なぎさ(提供/高山市)

 高山市は、地盤沈下が確認された道の駅「飛騨街道なぎさ」の建物裏について、法面対策工を計画している。12月の市議会定例会で補正予算を確保出来れば、本年度内に工事を発注する予定だ。今のところ、入札方式は一般競争入札を見込む。  工法はアンカー付き場所打ち法枠工。施工面積は約300平方㍍。詳細は設計の中で詰める。  設計は朝日土質設計コンサルタント高山営業所(高山市)に委託した。2026年1月13日までの納期でまとめる。設計費は6月議会の補正予算で440万円を計上していた。  同道の駅では、23年度に施設改修に向けた設計を進めていたが、建物裏の飛騨川沿いで地盤沈下が発見されたため、24年度まで地質調査を行っていた。  所在地は、久々野渚2685。国道41号沿いに位置し、付帯施設棟の他、トイレや情報コーナーを備える。駐車場は普通車65台、大型車8台。敷地面積は7266平方㍍。00年に供用開始した。