ユナイテッド・アーバン 心斎橋OPAを譲渡
大阪
【大阪】ユナイテッド・アーバン投資法人(東京都港区虎ノ門4ノ3ノ1)が資産の運用を委託する資産運用会社の丸紅リートアドバイザーズは9月29日、商業施設の心斎橋OPA本館の土地と建物を譲渡することを決定した。建物は一括で譲渡、土地は準共有部分を2026年6月1日~29年5月25日の6回に分けて譲渡する。譲渡先は国内の事業法人2社。譲渡予定価格は431億1200万円。
心斎橋OPA本館の規模は鉄骨・鉄筋コンクリート造地下3階地上12階建て延べ2万5895平方㍍。1994年11月竣工。
所在地は大阪市中央区西心斎橋1ノ4ノ3で、土地面積は2430平方㍍。大阪メトロ心斎橋駅に直結。
ユナイテッド・アーバン投資法人は譲渡の理由として、現入居テナントの撤退後の運用について譲渡や 交換などのスキームで検討した結果、鑑定評価額や帳簿価格を大幅に上回る水準で購入意向を示した候補先への譲渡が中長期的な利益にかなうと判断した。同物件の譲渡により得られる資金は不動産等売却益相当額を投資主に分配金として還元する他、将来の特定資産の取得資金などに充当することを想定している。