橋本駅の都市再生に着手 リニア新駅整備に合わせ
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UR都市機構は、2025年度第2回事業評価監視委員会で、橋本駅(神奈川県相模原市)周辺地区の都市再生事業に着手したことを報告した他、品川駅街区地区など3件の土地区画整理事業の継続を決めた。
橋本駅の周辺では、リニア中央新幹線の新駅が整備されることから、公共施設整備と土地利用転換を一体的に推進し、にぎわいや回遊性のある都市空間の形成と、広域交流拠点を整備を目指す。
地区面積は約14・3㌶。用途地域は第二種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)で、現在は地区のほとんどが県立相原高校の敷地となっている。
UR都市機構は今後、駅前広場の整備や、街区の整形化、リニア新駅・京王駅移設などの関連事業全体の実施、保留地の譲渡支援などに取り組む。
また、品川駅街区地 区、品川駅西口地区、広町二丁目地区(いずれも東京都品川区)の土地区画整理事業は、関係者と連携・調整しながら基盤整備を着実に進める必要があるとして、「事業継続」が決まった。