首都圏（東京都、神奈川・埼玉・千葉県）の2025年８月の中古マンション平均成約価格は、4749万円で前月比0.8％上昇、前年同月比も21.3％上昇し、13カ月連続でプラス。４カ月連続で８エリア全てが前年同月を上回った。さらに、東京23区、都内市町村、千葉県の西部以外の３エリアは2017年１月の調査開始以来の最高額を更新した。東京23区の連続更新は13カ月連続で、上昇幅は過去最高の35.0％に達した。不動産情報ネットワークに登録された取引事例を、アットホーム（大田区）がまとめた。 　東京23区の平均成約価格は前月比2.2％上昇し7349万円、13カ月連続で過去最高額を更新。上昇幅は過去最高のプラス35.0％。都内市町村の平均成約価格は3374万円で前月比1.1％上昇し過去最高額を４カ月連続で更新。前年同月比は5.6％上昇し、９カ月連続で前年同月を上回った。 　横浜・川崎市は3620万円（前月比0.9％低下）、神奈川県の横浜・川崎市以外は2728万円（同0.5％低下）、さいたま市は3404万円（同0.9％低下）、埼玉県のさいたま市以外は2536万円（同0.1％低下）、千葉県西部は2881万円（同0.5％低下）、千葉県の西部以外は2143万円（同1.6％上昇）だった。